非鉄金属卸売販売
株式会社 岡本商店
1st.SET アルミニウム
1st.GAME アルミニウムの特徴
アルミニウム合金は 軽量・強度・放射・無害・耐候性(耐食性)に優れており、あらゆる分野で幅広く使われています。軽量面としては自動車、鉄道車両、航空機、船舶、コンテナなどの輸送分野で活躍し、強度面では鉄やステンレスと同等の強度を持つ品種もあり輸送機器や建築物などの構造材料として多く使用されています。そしてここ近年関心が非常に高いのが毒性が無いので無害ということ。このためリサイクルがしやすいというのも特徴です。
軽量 | アルミニウム合金は非常に軽量で比重はコンクリートと同等(2.7)。鉄(7.8)や銅(8.9)の約1/3です。自動車、鉄道車両、航空機などの輸送分野の他、各種機械の高速回転部品や摺動部品の作動効率を高めたり、装置の大型化による重量増加を抑えるなど、さまざまな効果をもたらしています。 |
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高強度 | アルミニウムは比強度(単位重量当りの強度)が大きいため、輸送機器や建築物などの構造材料として多く使用されています。純アルミニウムの引張強さはあまり大きくありませんが、これにマグネシウム、マンガン、銅、けい素、亜鉛などを添加して合金にしたり、圧延などの加工や、熱処理を施したりして、強度を高くすることができ鉄やステンレスと同等の強度を得ています。 |
耐候性(耐食性) | アルミニウムは空気中では、ち密で、安定な酸化皮膜を生成し、この皮膜が腐食を自然に防止します(皮膜の自己補修作用)。耐食性をさらに高め、強度も兼ね備えたアルミ合金は各種の用途に採用されており、とくに建築、自動車、船舶、海洋開発などの分野ではこの特性が大いに生かされています。 |
優れた加工性 | アルミニウムは塑性加工がしやすく、さまざまな形状に成形することが可能です。できあがった製品素材をさらに成形加工したり、製品の表面などに精密加工を施したりすることも比較的容易です。また切削加工性にもすぐれており、金型などの工具類や機械部品に使われています。 |
高導電率 | 電気伝導率は銅の約60%ですが、比重が約1/3であり、そのため同じ重さの銅に比べて2倍もの電流を通すことができます。現在では高電圧の送電線の約99%に採用されるとともに、導体(板・管)などに広く使われており、エネルギー利用、エレクトロニクス分野での需要が大きく伸びてきています。今後、自動車のワイヤーハーネスへの適用拡大が期待されます。 |
2st.GAME アルミニウムの種類
工業用アルミニウムのうち純度99.00%以上のものを純アルミニウムと呼び、また様々な元素を添加して強度を高めるなどの性質を改善したものをアルミニウム合金と呼んでいます。これらのアルミニウム及びその合金には、展伸用合金と鋳物用及びダイカスト用の鋳造用合金があり、これらはさらに非熱処理型と熱処理型とに大別されます。
展伸用合金 | 非熱処理型合金 | 純アルミニウム(1000系) Al-Mn系合金(3000系 Al-Si系合金(4000系) Al-Mg系合金(5000系) |
熱処理型合金 | Al-Cu-Mg系合金(2000系) Al-Mg-Si系合金(6000) Al-Zn-Mg系(7000系) |
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鋳物・ダイカスト用合金 (鋳造用材) |
非熱処理型合金 | Al-Si系合金(AC3A ADC1) Al-Mg系合金(AC7A ADC5 ADC6) |
熱処理型合金 | Al-Cu-Mg系合金(AC1A AC1B) Al-Cu-Ni-Mg系合金(AC5A) Al-Cu-Si系合金(AC2A AC2B) Al-Si-Mg系合金(AC4A AC4C等) Al-Si-Cu系合金(AC4B ADC10等) Al-Si-Cu-Mg系合金(AC4D AC8C等) Al-Si-Cu-Ni-Mg系合金(AC8A AC8B AC9A AC9B) |
展伸用合金とは・・・板・条・箔・管・棒・線およびリベットに使われる展伸加工性の優れた合金
鋳物用合金とは・・・鋳物の製造を主に意図した合金
ダイカスト とは・・・溶融金属を金型の中に高圧力を加えて圧入することにより、
寸法の正確な部品を製作する一種の鋳造技術である